レーヨン素材について

 「レーヨン」は木材パルプを主原料として作られた再生セルロース繊維です。ですから地表・土中でもバクテリアにより容易に分解されます(=生分解性を有する)。また、燃焼しても有毒ガスを発生しません。
 自然の中から生まれ、自然に還るレーヨンは環境汚染に無縁で、安全性が高く、循環型社会に貢献できる化学繊維です。
 セルロースのリサイクルは合成繊維のように、溶かして再利用するのではなく、地球本来の自然の営みそのものなのです。

◇ 人工林の計画植林で持続的再生産可能な木材を原料にしています
◇ 成分は天然セルロース100%のエコロジー繊維です
◇ 地表、土中、海中でもバクテリアにより容易に分解し、消滅します
◇ 燃焼しても有毒ガスを発生させる成分を含んでいません
◇ 焼却しても最終的に二酸化炭素と水になります
◇ 廃棄手段を選ばず、環境に与える負荷が小さくてすみます
◇ 燃焼したときの発熱量は他に比べ小さい

<発熱量>
レーヨン 3.9kcal/g
ペットボトル 6.7kcal/g
ナイロン 11.1kcal/g

生分解性

 天然に産出される木材パルプから再生したセルロースですので、土中に放置すれば土に還ります。セルロースの分解は微生物により、安全な物質に分解されます地球環境に非常に優しい繊維であることが言えます。

【レーヨン100%不織布の土中埋没による生分解性評価試験】
【レーヨン100%不織布の土中埋没による生分解性評価試験】

レーヨンの製造方法

 木材パルプを原料として、パルプの中の天然セルロースをアルカリ(苛性ソーダ)処理した後、二硫化炭素と反応させてセルロース誘導体をつくり、これをアルカリ溶液に溶解させて原液(ビスコースと呼ぶ)とし、この原液を細い孔が多数ある“口金”から酸性浴中に押し出し、繊維を形成させながら化学反応させて、セルロースを再生します。
 レーヨンは、このような製法によるため、ビスコースレーヨン、または、ビスコースと呼んでいます。

※『レーヨン』という用語は、日本では「家庭用品品質表示法」で定められている。 国際的には「ISO(国際標準化機構)2076(化学繊維の名称)(1990年改訂版)」で、従来は「viscose rayon」と呼称されていたものが「viscose」に改定された。

レーヨンの多様な使用用途

 レーヨンはあなたの身近にある いろいろな商品に使われています。

↑ページトップへ